コスキン・エン・ハポン2012 1日目
私のコスキン・エン・ハポンは、初日6日の午前2時30分からスタートしました。なんとその時間に「パレードに参加したいので可能かどうか連絡してください。」との枕元にある携帯にメールが入ったのです。しかたなく「誰でも自由に参加可能です」との返信をしましたが、目がさえてしまいうつらうつらで朝を迎えたのです。
暑くもなく寒くもない絶好のコンディションでスタートしたパレードですが、今年はしんがりに東京大学民音有志が派手なパフォーマンスで盛り上げてくれました。パレードの途中で会場に戻り、出店業者との出店者説明会を行い、その後アルゼンチン大使館公使ルイス・アレギ氏との昼食会に参加して、開会セレモニーを行うという目まぐるしい日程です。
コスキンマーチが終わると一息つくまでもなく東大生と意見の交換をいたしました。福島県では昨年から1万人もの子供たちが県外に行ってしまっています。川俣でも小中学生で40人、小さい子も入れると100人もの子供がいなくなっている現状です。この現状を踏まえ、日本最高学歴の東京大学の学生の頭脳を川俣町に活用していただけないかと教育長を含め東大生3人と意見交換をしました。実はコスキン・エン・ハポンに東大生が50人も来ているのです。子供たちにとって魅力ある町になればと思い東大生にお願いいたしました。
それからすぐ、「福島と広島の手をつなぐ会」という市民団体の人と新聞取材を受けました。昨年から何度も何度も広島に子供たちを連れてきてほしいと誘いを受けて、来年何とか実現に向けて動き出す予定です。代表の方は昨年もコスキンに参加した広島のカスティージョ・アンデスと言うコンフントの方です。
そうこうしているうちに出演順が回ってきて、ようやく落ち着いたのがゲストの演奏からでした。時間的には多少早まって進行しているが、思いいのほど進まずすべて終了したのが1時30分を過ぎていました。家に帰り娘の造った酒を飲みながら目まぐるしい一日を顧みて布団に入ったのが2時30分でした。気が付いてみるとメールを受信して24時間たっていました。