コスキン・エン・ハポン2024
コスキン・エン・ハポン 2024
開催のご案内第47回全日本フォルクローレフェスティバル
若葉の候、皆様ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、全日本フォルクローレ・フェスティバル、コスキン・エン・ハポンは2019年から台風、コロナ禍、ホールの耐震化のため、さまざまな規制の中での開催となっていましたが、今年、2024年は、実に6年ぶりに、10月の3日間、通常開催できることとなりました。
ここで、皆様に、大切なお知らせがあります。
通常の活動が制限される中、さまざまな学びと反省がありました。
学びのひとつが、演奏会の終了時間です。終了時間を午後9時に設定したことで、すべてのグループが観客の多い時間帯に演奏することができ、充実した演奏会にすることができました。また、換気タイムを設けたことで、進行にゆとりが生まれました。
反省のひとつは、出場グループ数の減少です。最大で200近かった出場グループ数は、約半分の100グループほどとなりました。
また、開催地である川俣町の大きな課題として、急激な人口減少と高齢化、担い手不足があります。これまで続けてきた、気力と体力と情熱だけでは、将来的には、持続が困難な状況です。
このような状況に対応するため、今回の開催より、メインとなる演奏会場をこれまでの川俣町中央公民館ホールに加え、町内飲食店のご協力を得て、もう1か所設けることといたしました。
コスキン・エン・ハポンが第1回目から大切にしている、「演奏する人、踊る人、見る人、聴く人すべてが一体となっている」演奏会であり続けるため、開催地として、検討と協議を重ねてきた結果ですので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
また、川俣町では、アルゼンチン・コスキン市と友好関係を深めるため、コスキン市、コルドバ州とオンライン会議を開催し、協議しております。
コスキン・エン・ハポン開催50周年まであとわずかとなり、気持ちも新たに、コスキンの開催を祝し、大勢のフォルクローレを愛する皆様にお会いできることを心よりお待ち申し上げます。
皆様のこれまでのご支援に感謝し、今後ますますの発展と成長を祈念し、開催のご案内といたします。
2024年5月
コスキン・エン・ハポン開催事務局
会長 斎藤 寛幸