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コスキン・エン・ハポン2016無事終了しました。

今年のコスキン・エン・ハポンも多くの出演者の皆さん及び観客で訪れてくれたお客様のご支援ご協力のおかげで無事終了いたしましたことに御礼と感謝を申し上げます。最近のコスキン・エン・ハポンは多くの皆様のご協力で運営されております。舞台袖のマイク係は、関東フォルクローレ交流会の皆さん。誘導には秋田大学、PAには民音の関係者。そして、昨年からインフォメーションセンターを設置して東京在住の出演者の皆さんが運営をしております。また、司会アシスタントにはアミーゴOGとボランティアの方にお願いいたしました。このように、開催事務局ばかりでなく多くの皆さんのご支援によりコスキン・エン・ハポンは成り立っております。

1週間前、熱く燃えた初秋の川俣が嘘のように静まり、普通の山あいの町に戻っております。今年のコスキンは多くのゲストの方が演奏してくれ、また一般出演者の皆さんも素晴らしい演奏をしてくれました。特に、今年の代表審査会は入れ代り立ち代りドラマの主役が変わるように、審査会に出演した皆さんは甲乙つけがたい素晴らしい演奏でした。誰が代表になってもおかしくないくらいのレベルで、つくづく何度も何度も練習を重ね、細かい音合わせのチエックをしてきた演奏だったと思います。代表になった「小川紀美代と蛇腹隊」の皆様おめでとうございます。1月に行われるアルゼンチン・フォルクローレフェスティバルでは、日本代表として思い切り納得する演奏をして来てください。また、今回エントリーをした他の方ももう一度チャレンジしてください。皆さんが代表になれる演奏力があると思います。

今回特別ゲストLos Laikasの演奏にはとても感激しました。会場もあんなに盛り上がったことは今までにありません。演奏終了後、ホールの外で民音OGのSさんに会い「みんなとても喜んでフォルクローレを続けていて良かった。コスキンに来れて良かった」とみんなの意見を代表して言ってくれました。まさか実現できるとは私も半信半疑だったのです。あれは2年前6月、カルカス東京公演の帰りルイス・カルロス・セベルッチと電車の中で「Laikas40周年記念にコスキンで演奏するよ」と唐突に話し始めました。「私はコスキンが好きなのでコスキンに来てくれる皆さんにLaikasオリジナルメンバーの演奏を聞いてほしい」と切々話したのです。いまだにコスキンでは多くの方がLaikasの曲を演奏しております。もし実現すれば素晴らしいと思い、昨年9月に東京でルイス・カルロスに会い確かめたところOKとの返事をもらいこれは実現すると確信しました。ところが今年に入り、来るとの返事は貰ったのですが進展がないまま日が過ぎていき、9月中旬に突然、カルロス・フローレスにコスキンで演奏するからINVITATIONを出してくれとの連絡を受けたのです。ボリビア国籍でアルゼンチン在住のカルロス・フローレスになかなかビザが下りないとのことで、日本大使館はじめいろいろな方が日本来日に尽力を尽くしてくれて今回の来日につながったのです。コスキン・エン・ハポンは主催者の開催事務局ばかりでなく多くの出演者ならびに観客の皆さんが訪れるので大きな力になっております。今回のLaikasの演奏は皆さんの総合力のたまものだと思い感謝申し上げます。

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